「賢い犬」について考えてみた。
04/162023
カテゴリー:犬と暮らす
少し前のことですが。
ハルさんとお散歩しているときのこと。
いつもの散歩道を歩いているときに1台の車とすれ違いまして。
そのときに、車に乗っている方がハルを見て
「賢そうなわんちゃんですね!」
と声をかけてくれました。
今までいろいろなお言葉を頂いてきたハルさんですが内面っぽいところを褒められたのは初めてです。
でも「賢そう」だから外見なのかな?まいっか。
ただ…。
言葉ではとっさに「ありがとうございます!!」と返しつつ、内心はなぜかピンとこなかった飼い主。
…ハルさんって…賢そうなの…!???
見た目は…たしかに白い長い毛で覆われてていい感じのおじいさんっぽい=賢そうにみえる…?(ほんとかいな)
肝心の中身は…ヤキモチ焼き子でイタズラ女子ですからねぇ。
-------------------------------
ところで、皆さんにとって "賢い犬" ってどういうイメージでしょうか。
私にとってハルさんが人生初ワンコなのですが、ハルと出会うまでの"賢い犬"のイメージは
飼い主「おすわり!」犬「ハイ!(高速で)」
飼い主「おいで!」 犬「ハイ!!(即座にかけつける!)」
みたいなのを想像していました。
飼い主に対して忠実でひたむきで謙虚な姿。
でも、そんなものはドラマや小説の中のお話であって「リアルではない」ことをハルさんを迎えて知ることになります。
犬、めちゃくちゃ自己主張します。
もちろん個体差はあると思います。
でもうちのハルさんで言うと、たとえばブラッシングを拒否するわ都合の悪いことは聞こえないふりするわ氷はendlessで要求してくるわ都合の悪いことは愛嬌で乗り切ろうとするわうんぴが出ないイライラをぶつけてくるわ自分のタイミングじゃないときに寄られると嫌がるわ…
自己主張の塊なんですけど(笑)
私や家族の言うことを聞いて動くことはあります。
でもそれって
私「おいでー!」 ハル「はぁい~」
私「いくよー!」 ハル「はぁい~」
私「〇〇やるよー!」 ハル「(え~やるの~?)はぁい~」
という感じ。語尾に~が入るなんとも言えないゆるーい感じ。
唯一テキパキ動くとしたら、それはご飯のスタンバイのとき。
どう考えてもひたむきさや忠実さとは遠くかけ離れている…。 聡明で賢く、子どもがいる家庭ではナニー犬として過ごすことができます。
これでいいのか、ハルさん!?
----------------------------------
とはいえ、人間の子どもですら親の言うことをきかないこともあるわけです。
親子とはいえ別の人間ですし、子には子の考えや感情がありますから。
それなのに、言葉も生活習慣も違う犬が別の生き物である人間の言うことに忠実でひたむき…なんてよく考えたらそれはもう奇跡やないか!と。
警察犬や盲導犬になるような子たちも、その役目を担う"素質"を持っている子がさらに特別な訓練を受けるわけですもんね。
ハルを飼うまではなんとなく「賢い犬」という風にしか思わなかったのに、それがいかに特別で尊くて素晴らしいことなのか、今ならめちゃくちゃ理解できます。
ちなみに、我が家のハルさんはオールドイングリッシュシープドッグ。
このオールドについては
といった解説をよくみます。
うちのハルさんは今のところお世辞にもナニーできるとは思えないしどちらかというと子どもたちにナニーされている側なわけですが。
でも、迎えてから2年間、私たちと一つ屋根の下で何事もなく平和に暮らしています。
当たり前のように思えるけれど、これって実はすごいことですよね。
だって、言葉も生活習慣も違う別の生き物同士が一緒に暮らしている。
もちろん人間側がお世話をするのですが、それよりも犬が人間に合わせてくれていることが大きいのだろうなぁと。
言葉も分からないのに、気持ちも分からないのに、こちら(人間)の様子を一生懸命伺って考えて理解しようとしてくれている。
そう思うと、彼らが側にいてくれてる、それだけで十分「賢い」ですよね!
我が家の愛犬ハルさんも、私たち家族の様子を絶えず気にして過ごしていてくれてるんだと思います。
だから、自己主張も多いのも可愛いし、たとえ語尾に~がついていても許せちゃう。
にょーーん。
ハルさん、賢い!
そして、やっぱり犬は賢い!!

